顎関節症が辛い
「口を開けると痛みが出る」
「硬い物を噛むのが怖い」
「顎を動かすと音がして不安」
このような状況を抱えていると思います。
厚労省の調査によると顎関節症に悩む方は、日本に推定1,700万人以上(7人に1人)いるとされ、決して珍しい症状ではありません。
この記事には顎関節症について、徹底的に解説していきつつ、重要なポイントを記載しますので、ぜひゆっくり読み進めてみてください。
読み終わる頃には、「なぜ私の顎関節症は一向に改善しないのか?」明確にご理解いただけるはずです。
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顎関節症を徹底解説
顎関節症(がくかんせつしょう)は、顎関節や咀嚼筋に痛みが出たり、口が開きにくくなったり、あごを動かすと音がするといった症状をまとめて指す病名です。
「顎関節が悪い」と聞くと一つの病気を想像しがちですが、実際には 筋肉・靭帯・関節円板・骨など、顎周囲の様々な組織の異常が関わって起こる症状です。
顎関節の仕組み
顎関節は耳の前にあり、下顎骨と側頭骨が関節円板を介して動く構造です。
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関節円板:骨と骨の間にあるクッションの役割
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靭帯:関節を安定させるバンドのような組織
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咀嚼筋(咬筋・側頭筋など):あごを動かす筋肉
この複雑な構造により、私たちは「口を開ける」「噛む」「しゃべる」といった動作をスムーズに行えます。
顎関節症の主な症状
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顎の痛み
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口が開かない
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顎を動かすと音がする
さらに、以下のような全身症状も現れることがあります。
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頭痛(緊張型頭痛、片頭痛)
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肩こり・首のこり・背中の張り
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耳の症状(耳鳴り・めまい・難聴)
顎関節症患者の30〜50%に耳症状(耳鳴り・耳閉感など)が併発すると報告されています。 -
目の疲れ・充血・かすみ
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飲み込みづらさ・喉の違和感
顎関節症の分類
顎関節症は大きく以下のタイプに分けられます。
I型:筋肉の使いすぎによる痛み
・顎を動かす筋肉(咬筋や側頭筋など)が疲れすぎて、こったり痛くなったりします。
・日中の歯の接触(TCH)や、寝ている時の歯ぎしり・くいしばりが主な原因です。
・押すと痛い「コリ」が見つかることもあります。
・顎関節症の中で最も多く、全体の42~56%を占めます。
II型:顎関節靭帯の異常
・顎の関節を支える靭帯や関節包が、強く開けすぎたり外傷を受けたりして傷つくことで、痛みが
出ます。
・「顎のねんざ」のようなイメージで、動かすとズキッと痛むことがあります。
・顎関節症の約10~15%程度に見られるとされます。
III型:関節円板の異常
・関節の中にある「円板(クッション)」が前にズレて、「カクッ」や「ポキッ」という音がしま
す。
・ひどくなると口が開けづらくなったり、引っかかる感覚(ロック)が出ることもあります。
・顎関節症のうち、約30~35%に円板のズレが確認されおり、音のあるタイプは20歳代女性で特
に多く報告されています。
IV型:顎関節の骨の変形
・関節の骨や軟骨がすり減ってしまい、ゴリゴリと音がしたり、動かしづらくなったりします。
・高齢者や長年あごに負担をかけてきた方に多いです。
・中高年の顎関節症患者のうち、約15~20%に関節の変形が見られると報告されています。
顎関節症の主な原因
歯ぎしり・食いしばり
日中に上下の歯を軽くくっつけ続ける癖(TCH=歯牙接触癖)や、夜中の歯ぎしりは、顎の関節や筋肉に大きな負担をかけます。
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TCHがある人は、そうでない人に比べて約3倍も顎関節症を起こしやすいとされています。
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日中の歯ぎしりがある人は2.4倍、夜間の歯ぎしりがある人は2.1倍ほど、顎関節症になりやすいというデータがあります。
噛み合わせの異常
上下の歯の位置関係(咬み合わせ)がずれていると、顎にかかる力のバランスが崩れ、関節や筋肉が疲れやすくなります。
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例えば、歯が抜けたまま放置している、詰め物やかぶせ物が合っていない、いつも片方の歯だけで噛んでいるといったことが影響します。
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舌で強く歯を押し続ける癖で約4倍、首を固定して作業する習慣で約3倍も、顎関節に負担をかけていることが報告されています。
ストレスや睡眠不足
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厚労省の調査によると、顎関節症の人の約70%がストレスと関係していると答えた調査があります。
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他にも、顎関節症の人はストレスや睡眠トラブルを抱えている割合が高いという研究もあり、たとえば不眠が51% vs 24%、ストレスが46% vs 21%と、健康な人と比べて明らかに高くなっています。
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ストレスが強い人は、だ液中のストレスホルモン(コルチゾール)が増えており、これも顎関節症の引き金になると考えられています
姿勢不良
・スマホを長時間見たり、うつぶせで寝たり、頬杖をついたりといった姿勢は、首や肩の筋肉に余計な負担をかけます。
・これがあごの関節にも影響して、痛みや違和感を引き起こすことがあり、研究では首を支えたまま作業する人は、顎関節症のリスクが約3倍になるというデータもあります。
外傷
・転倒や交通事故、大きなあくび、固い物を一気に噛んだときなど、顎に強い力が加わると、関節や筋肉がダメージを受け、痛みが出ることがあります。
・ある研究では、「顔や顎にケガをした経験がある人」は、顎関節症のリスクが高まるという報告があります。
顎関節症に効果のある体操
ここからはご自身でできる簡単な体操方法をお伝えしていきます!
一気に全部をやらなくても良いので「1日の中で最低1つ」は実践する!というお気持ちでご覧いただけると嬉しいです。
舌のポジション改善トレーニング
舌の正しい位置を保ち、顎関節周囲の筋肉バランスを整える為に行います。
やり方
1. 背筋を伸ばして座る。
2. 「あー」と口を大きく開けて発声(1秒)。
3. 「いー」と口角を引き上げるように発声(1秒)。
4. 「うー」と口をすぼめて発声(1秒)。
5. これをゆっくり10回繰り返す(1日2回程度)。
顎関節症のまとめ

ここまでとっても長い内容を読んでいただきありがとうございました。
ご自身に当てはまる部分もいくつかあったことと思います。
この記事は少しでもあなたのお役に立てましたでしょうか?
記事を構成しながら、実際に当院へご来院された「顎関節症で辛い」利用者様を、頭の片隅に想像し、一所懸命書きました。
お一人で出来る体操も、本当に効果のある運動だけ厳選してご紹介しました。
この体操だけで良くなれば全く問題ありません!
むしろそうなって頂いた方が嬉しいです。
しかし、残念ながらセルフトレーニングでは回復しきらない方もいらっしゃり、痛みが進行するとどんどん日常生活に支障を来すようになります。
そんな時は一人で悩まず、ご相談いただけると幸いです。
まずは「私の状態って改善しますか?」、「私の顎関節症の要因ってなんですか?」
このようなご質問でも全く問題ありません
大事なお体をそのまま放置しない。
これだけ守っていただければ嬉しいです
これからの生活や人生そのものが彩りあると願っています。
院長:新垣 慶敏(あらかき よしゆき)

お客様へ一言
私もこれまでに何度も「もう終わったかもしれない」と思う怪我をしてきました。
腰の分離症、右肘の開放性骨折、そして交通事故で首が全く動かなくなったとき。
「歩けなくなるかも」「握力は戻らないかも」
そんな言葉を医療機関で言われたとき、自分の未来がすごく不安になりました。
仕事もできない。家族すらもてない。
そんな身体になるかもしれないとそう思った時期もあります。
いろんな方法を試しました。
リハビリも、鍼灸も、ストレッチ専門店も通いました。
でも改善せず「もう昔のようには戻れないのかも」と諦めかけ人生なんて楽しくない!と思っていたとき、本気で向き合ってくれたのが、ある柔道整復師の先生でした。
その先生の私に対する姿勢に救われた経験が、今の僕の施術の原点にもなり今があります。
僕が一番大事にしているのは、“本音で話せる関係”と“痛みを否定しないこと”。
そして、”結果にこだわること”です。
他のところでは改善しなかった…
何をしても変わらなかった…
そんな方だからこそ、私は全力全開で向き合いたいと思っています。
あなたの「もう一度、あの頃の自分に戻りたい」という想い。
その一歩を、僕が本気で受け止めます。
一蓮托生の覚悟で、あなたと向き合います!
院詳細
| 店舗名 | 整体院 晴々 塚口院(晴々グループ) |
| 営業時間 | 9:00~21:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 住所 | 〒661-0002 兵庫県尼崎市塚口町1丁目13-8 サウザンド塚口407号室 【MAPはこちら>】 |
| 交通 | 「阪急塚口」駅 徒歩3分 |
| 電話番号 | 080-2484-3786 |

















